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筑波大学医学類の合格者がやっていた化学の勉強法
みなさんこんにちは!筑波大医学群医学類の先輩が実際にやっていた化学の勉強法を紹介したいと思います。
使っていた教材
化学は主に「重要問題集」を使っていました。他にの「新演習」か「基礎問題精講」がよく使われていますが、ぶっちゃけなんでもいいと思います。
また、私大の難関医学部を目指してしている方は、「化学の新研究」を買うといいと思います。使いかたは後ほど説明します。
また、「宇宙一わかりやすい」シリーズは本当に宇宙一わかりやすいです。
この類の物って基本「わかりやすい」というより単なる事実の羅列であったり、内容がうっす〜いことが多いですが、宇宙一わかりやすい」シリーズはキャラクターや覚え方が書いてあって結構役立ちました(特に、鉄イオンの所は本当に助かった)。
暗記分野を敬遠しない
化学は暗記が多い分、こんなとこ覚える必要ある?と思うことが何回もあります。その時は大体覚えたほうがいいです。
私も9月くらいまでは、化学式や有機物の名前などは教科書の大事そうなところだけしか覚えてなかったのですが、筑波大学(一般)の過去問をやってそれでは足りないなと思い全部覚えることにしました。
覚えているかいないかで人生が変わると思ってやってましたね。
教科書を大切に
先ほど、「宇宙一わかりやすい」シリーズについて述べましたが、これらを含めたくさんの化学の教材がありますが、結局は教科書を使うのが一番良いです。
まず、教科書以外の参考書は教科書の内容を一部省いて書いているものもあります。私は入試問題を作成する大学の先生は教科書を見て問題を作成している踏んでいます。
これは大学教授レベルになると、入試でどの知識は高校生相手に出して良いかを見分けるための判断材料として教科書を使っているのではないでしょうか。
勉強法
化学で大事なのは、分野の問題パターンを意識することです。
例えば、滴定だったらマイナーのも含めて中和滴定、酸化還元滴定、ケルダール法、ウィンクラー法、ワルダー法、モール法、キレート滴定などたくさんの滴定があります(知らないのがあったら調べてみるといいですよ)。
流石に、こんなにパターンが多いのは滴定くらいですが、同じ単元でも何パターンか問題に種類があるので図鑑を埋める気持ちで勉強するといいですよ。
問題集である単元を解いた後に、化学の新研究で同じ単元のページのコラムを読み例題を解くと網羅性が上がります。
そして、問題文を読んでいる時に「なんのためにこの実験をするのか」「なぜこの作業するのか」ということを意識して問題を解くようにしてください。
化学は他の科目と異なり現実世界の実験を紙中で行なっているだけです。必ず何か意味があります。それができるようになると、問題の意図とかもわかるようになります。
化学の問題では、個人の判断で近似をしなければならないことがあります。そのような時に役立ちます。