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筑波大学医学類の合格者がやっていた物理の勉強法
みなさんこんにちは!筑波大医学群医学類の先輩が実際にやっていた物理の勉強法を紹介したいと思います。
使っていた教材
物理には主に、「名門の森」(河合出版)と「ハイレベル物理」(某映像予備校)の二冊を主に使用していました。
これより上位の参考書として、「難問題の系統とその解き方」というのがありますが、筑波レベルならやらなくても大丈夫だと思います。
後半部分もしっかり
物理では電磁気のRLC回路やLC回路と原子がマイナー分野となり、もしかしたら授業では扱わない先生もいるかも知れませんし、自分の周りを見ててもこれらは入試に出にくいからやらないなんて子もいました。
もし、あなたの志望大学がこれらの分野を全く出さないのであればやらなくていいですが、一度でも出たならばやっておいたほうがいいと思います。そして、これらの分野は浪人生と差がつきやすい所でもあります。
特に、筑波大医学類を志望しているみなさんの中には防衛医科大学校の受験を考えている人もいるのではないでしょうか。防衛医科大学校では近年過去5,6年全く出題されなかったリアクタンスとキルヒホッフの法則の融合問題(物理のコイルの分野)が出題されるなど、マイナー分野の出題が見られます(特に化学はその傾向が強い気がします)。
微積物理がためになった
物理の公式のほとんどは、微分積分による概念で導出されています。残念ながら、多くの高校では微積物理を習いません。
自分はたまたま通っていた某映像予備校の「ハイレベル物理」で微積物理に出会い、物理特に力学に対する理解がかなり深まりました。
微積物理をやると公式をいちいち暗記する必要がありません(特に、電磁気のRLC回路やLC回路の公式を丸暗記するのは地獄です)。
問題集の進め方
詳しくは問題集の進め方についての記事で紹介するので、参考書をやった時期について説明しますね。名門の森(緑)は高3の6月末から夏休みを利用して二周くらいしました。名門の森(黄)は8月末から10月はじめにかけてこちらも2周しました。